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器具故障判定や医療へ応用可能な雑音抑圧技術

概要 研究技術内容

音響処理を用いた製品は,携帯電話をはじめ私たちの身のまわりに多く存在している。その中でも田邉研
究室の雑音抑圧技術は,目的な音声に雑音が加わった劣化音声信号(音声+雑音)をマイク1つを使って観
測し,観測した劣化音声信号(音声+雑音)のみから目的の音声のみを予測することで抽出することが可能
な技術である.本技術の最大の特徴は(1)少ない演算量なことよりTI製のDSPボードで実現できており,(2)
高性能な劣化音声復元能力を持つことから,シンプルで実用的な手法といえることである.

写真・図(要点説明)


活用方向

音声認識の前処理,臨場感のある音響システム,携帯などの音響アプリケーション,ICレコーダ,器具故障
の診断装置,工場内環境の改善,胎児心拍解析による胎児健康調査

関係する大学・企業等

東京理科大学・古川利博研究室

学科・研究者

学科名 電子システム工学科
分野 ディジタル信号処理
研究者 田邉 造
主研究テーマ 画像・音響・通信に関する信号処理
主要キーワード 劣化動画像の復元,劣化音声信号の復元,高速ディジタル無線通信,医療・医用

特記事項

シーズの熟度 実用的なデモをお見せ可能なことより気軽に研究室に見学に来て頂ければ幸いです.