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火災周辺の安全対策~実験からシミュレーションまで~
概要 研究技術内容
火災は、最も身近な災害であり、一般家庭から大規模工場まで火災が発生する可能性があります。様々な火災事故原因の解明は、火災安全対策を取る上で重要となります。本研究室では、火災実験(材料評価から実大実験)からシミュレーションまで行うことができます。本学科では、建築材料の評価に使用されている、コーンカロリーメータ試験装置や火災時の火の回り方を調べるため、家具などを燃やす燃焼実験が行える施設として、リスク評価実験棟を保有しています。材料評価では10cm角程度までの試験体、実大実験では最大でバイク1台程度までそれぞれ燃焼させることができます。また、これらの実験データを基に、火災シミュレーション(Fire Dynamics Simudation)により燃焼や発生ガスの流動解析を行うことができます。
写真・図(要点説明)

活用方向
様々な技術を各社が発信する際、安全・安心なシステムである必要があります。本研究室では、火災などの考えられるリスクに対して、被害状況の予測及び最小限にする技術を提案致します。
関係する大学・企業等
東京理科大学火災科学研究所、横浜国立大学、科学警察研究所、消防庁消防大学校消防研究センター
学科・研究者
学科名 | 機械システム工学科 |
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分野 | 社会・安全システム |
研究者 | 須川 修身 |
主研究テーマ | 火災周辺安全 |
主要キーワード | 実大火災実験、材料燃焼実験、消火、シミュレーション |
特記事項
特許取得・各種認証等取得状況 | ①構造物におけるケーブル貫通部の延焼防止装置、②屋内大空間の火災拡大防止・保安方法、③屋 内大空間の火災抑制・保安方法、④高温ガスと調圧による火災抑制・保安方法、⑤高温ガスによる火災抑 制・保安方法および装置、⑥給排気制御による大空間の火災抑制・保安方法、⑦高温ガスによる大空間の 火災抑制・保安方法 など |
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