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火災・爆発危険性の評価技術

概要 研究技術内容

工場などの生産現場やガソリンスタンドなどの社会インフラ,さらには娯楽上の演出など一般的な社会生
活で取り扱う可燃性物質や高圧ガス等による火災・爆発危険性を、実際に想定される事故シナリオに基づ
いて、実験とシミュレーションにより評価します。たとえば、傾斜面における火災の進展予測を基にして建
築・避難設計に役立てたり、室内で使用する噴出火炎についての危険性評価により、火炎使用の許認可に
役立てたりといったことに対応できます。水素燃料電池自動車などに代表される新エネルギーの危険性評
価や、エアコン用冷媒の危険性評価といった、地球環境保護のための最先端の技術にも対応しています。

写真・図(要点説明)


活用方向

官公庁が主導する、地球温暖化対策等に関連した規制緩和に係るリスクアセスメントから、高圧ガス,危険物を取り
扱う民間企業のリスクアセスメントまで幅広く対応しています。

関係する大学・企業等

横浜国立大学,独立行政法人産業技術総合研究所

学科・研究者

学科名 機械システム工学科
分野 社会・安全システム科学
研究者 今村 友彦
主研究テーマ 傾斜地における火炎性状,新規冷媒の燃焼性評価 等
主要キーワード 火災,爆発,新エネルギー,安全工学,リスクアセスメント,リスクマネジメント

特記事項

特許取得・各種認証等取得状況 Imamura, T. et al , "Flame Height of a Turbulent Diffusion Jet Flame with a Comparatively High Initial
Discharging Velocity", Fire Science and Technology, Vol.29, No.1, pp.15-26, 2011.
シーズの熟度 各種危険性評価結果が、火災・爆発防止のための各種基準策定のためのデータとして使用された実
績を有しています。