センサとAIで土壌を見える化

分類NO: 11-5002

概要

Henry Monitorでは、圃場でリアルタイムに測定と分析ができるセンサーシステムを開発しています。農業において土壌分析は施肥計画の策定など作物の育成に欠かせない重要な技術ですが、従来の方法では時間とコストがかかり、細かな計測と分析が難しかったのが現状です。実際の圃場では土壌成分にムラがあり、作物の生育に応じて状況が変化します。
そこで、場所ごとに計測し、その都度土壌の分析を行うことで、生産品の品質向上や収量の拡大につなげることができます。土壌の電磁気応答や光を使った容易な計測方法は化学薬品が不要で、持続可能な開発目標(SDGs)にも適した測定方法です。なお、この開発プロジェクトは経済産業省の成長型中小企業等研究開発支援事業(GoTech事業)の支援を受けて実施しています。

写真・図(要点説明)


企業概況

企業・団体名 株式会社HenryMonitor 地域 諏訪市
住所 〒392-0012
長野県諏訪市四賀2333-1
電話・FAX TEL: 050-3200-1206
業種 その他製品 ホームページ https://henrymonitor.com/
担当者 中野 禅 担当者メールアドレス
(このひとわざの担当者)
shizuka_n@henrymonitor.com
企業紹介 農業土壌成分の分析、金属材料非破壊評価

HenryMonitorが開発した磁界式センサは、複数の周波数の磁界を発生させます。そして、各種信号を取り出し、AIを用いて様々な判定を行う技術を展開します。 例えば、従来は約1ヶ月かかる土壌成分分析を超短時間に分析することができます。これにより、時期を外さない施肥の最適化を実現し、農業の生産性向上を目指します。 農業のDX化を目指し、現状では十分に確立していない土壌評価の利用技術も進めています。

特記事項

提供できる価値及び応用分野 ・磁界式センサを利用して、土壌分析以外にもに金属成分・加工処理結果の分析、非破壊評価を行います。
・ワイナリー専門Webメディア「terroir.media」テロワールドットメディアを運営。古くから生産しているワイナリーから近年起業したワイナリーまで日本のワイナリー、日本ワインの魅力を伝えます。

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